僕です。

車椅子とかソフトウェアとかコーヒーとか本とか

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ) を読んだ。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

先日の「うつヌケ」と似たようなテーマなこともあり、特に感銘を受けるようなことは無かった気がする。 ただ、「辛くなったら心療内科に」というテーマで実際の精神科医 (ゆうきゆう先生) のコラムが載せてあるのは、心療内科に対する心理的ハードルを下げるのに一役買っていてとても良いと思った。

かく言う自分も、かつて

「兄のことを考えるだけで死にたくなる、しかし嫌でも兄のことが頭に浮かんでくる。内容が内容だけに家族には相談できない」

という状態に陥ったときに実は心療内科のお世話になったことがあり、(これも確かゆうきゆう先生のおかげで心療内科の存在を身近に感じていた影響があったと思う) 「お金を払えばプロが親身になって話を聞いてくれるから気兼ねなくなんでも話せる」という状況に助けられた覚えがある。 当時は意識しなかったが、無駄な薬なども処方されなかったため、今思えば良い医師に当たったのだな、と。

(自分の場合は結局数回通ってカウンセラーに思っていることを全て細かく話すことで落ち着いた。)

なお、ソニーを辞めたのは当時の仕事がクソつまらなかったから、というのが主な理由で、残業や人間関係でメンタルをやられたとかそういう話ではない。念のため。

近年は時代を反映してかこのようなテーマを親しみやすく扱っている本が増えたので、一冊くらいは読んでおいてもいいかもな、と思った。

数学ガールの秘密ノート やさしい統計

数学ガールの秘密ノート/やさしい統計 を読んだ。

同シリーズの他の作品の例に漏れず最初の方は簡単な内容ばかりだったので「ほ〜ん」と流し読みしていたら第5章「投げたコインの正体は」でちょっと高級な話題が出てきて若干詰まった。

とは言え、テトラさんに対する主人公のアドバイスがあればそこまで悩むことは無いと思う。 完全に初学だと若干辛いかもしれないが、高校数学の知識があれば十分。 そして珍しく、エピローグの話題は安心して読めた。

このシリーズのベイズ統計の本が出たら是非読みたい。

以下、自分用のメモ。

### 期待値の線型性

### 仮説検定
* 帰無仮説、対立仮説
* 検定統計量
* 危険率、棄却域

### チェビシェフの不等式
* 母集団、標本、標本から推測した母集団

### 大数の弱法則
* 相対度数

### 付録
* 二項定理の微分

その「エンジニア採用」が不幸を生む

その「エンジニア採用」が不幸を生む 〜良い人材を見つけ、活躍してもらうには何が必要か?

を読んだ。

  • 採用側の視点で書かれた本だが、 被採用側の視点で読んでも参考になる部分は多かった。
  • ただ、ここに書かれている内容丸パクリで採用している企業があったら胡散臭いと感じるだろうな、というのはいつものこと。
  • いわゆる「引き抜き」をされるようなキャリアを積むことが出来るのは業界の何%くらいの人材なんだろう。
  • 実例として障害者を採用した例が描かれていたのは斬新だった。どこまでが事実でどこまでが創作かはわからないが。
  • 「まごころを込めたシステム開発」の話は一読の価値あり。数行だけど。
  • 今の自分がまさにキャリアを再考しないといけないタイミングにいることを再認識させられ複雑な気持ちになった。

美女と野獣

美女と野獣を観てきた。

www.disney.co.jp

とても美しい映画だった。 よくわからないまま何故かハッピーエンド、というのもディズニーなら違和感なく楽しめることがわかった。 ディズニー以外の制作だったらきっと何か鬱陶しいことを考えてしまっていたと思う。

何も考えずひたすら幸せな物語を味わいたいときに是非御覧ください。

バスケ観戦

毎年この時期恒例の↓ を観戦してきた。

内閣総理大臣杯争奪 第45回記念日本車椅子バスケットボール選手権大会 | JWBF

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5/3に古巣のチームの応援、5/5に3決と決勝の観戦、それぞれのため計2回。 会場が千駄ヶ谷で家から30分ほどの場所のため、気軽に行けてとてもよい。

5/5の決勝は最後までどちらが勝つかわからないシーソーゲームでとても見応えがあり、足を運んだ甲斐があった。 (確か前回行った2年前はワンサイドゲームだった。)

結果は宮城MAXの9連覇。おめでとうございます。来年勝てば10連覇か。

今回から女子選手の参加も認められていたのだが、正直このルールだと強い女子がいるチームが圧倒的に有利だよなーと。 かと言って妥当な代替案があるわけではないのだが。

観戦していると自分でもプレイしたくなる。とは言え車が無いと競技を続けるのが難しかったりバスケ車自体もSPINERGYまで合わせると決して安いものではなかったりで経済的に結構辛いと思うんだが、車の維持費が高い東京の選手はその辺どうしてるんだろう。 バスケの練習時間を確保する必要があるだろうからそこまで長時間働くことも出来ないだろうし、バスケのために生活を切り詰めていたりするのかな。自分の場合はそこまでストイックになってまでプレイしたいとは思わないのだけれど。

うつヌケ

うつヌケを読んだ。

扱われている例は全て(こう言うと語弊があるかもしれないが) 欝から回復した or 欝を治療中 のものだったが、 そこまで行かずとも生きる上で何かしらの悩みを抱えている人にとっては助けになる内容が含まれていると思う。

読んでよかった。