僕です。

車椅子とかソフトウェアとかコーヒーとか本とか

卓球ジャパンオープン荻村杯

卓球ジャパンオープン荻村杯 の最終日、シングルス男子準決勝と男女の決勝を観戦してきた。

japantabletennis.com

会場は車椅子バスケの日本選手権でお馴染みの東京体育館。 交通手段がいろいろあり、気分によって変えることが出来てとても良い。

車椅子バスケの試合で慣れてる場所だし問題ないだろう、とタカをくくって行ったらいろいろと罠があったので書き留めておく。 車椅子バスケの試合観戦で特に問題が無かったのは車椅子ユーザーに対する配慮が徹底されていたからだった、ということを思い知った。

入場時

入場口はゲートを通って長いスロープを上がった先。
しかし当日券売り場はその長いスロープを下りて更にスロープを下りた先。
知らずに入場口に行ってしまうと長いスロープを2往復する羽目になるので、当日券が必要な場合は予め買っておこう。
なお、スタッフの人に上記のことを愚痴ったら今回は当日券売り場の直ぐ側にある入口を特別に使わせていただけた。
ちなみに車椅子バスケの試合の時にはこの入口が開放されている。

観戦時

快適だった。アリーナ席しか選択肢が無いのはちょっと寂しいところではあるが、1500円であの試合が楽しめるなら安いものだ。 空いている席を選んで座る必要が無いので、好きな角度から試合を観戦できるのも良い。 車椅子の人が自分以外に見当たらなかったのが少し意外だった。

試合自体はテレビやYoutubeの方が見やすいが、会場の雰囲気を感じながら試合を観戦するのもなかなか良いものだった。
こんな近所で世界ランク1位と2位の試合が観られた幸運を噛み締め、せっかく東京に住んでいるのだしもう少しいろんなイベントに足を運んでみようと思った次第。 なお、一番印象的だったプレイは樊振東のチキータみたいな3球目攻撃。凄かった。

youtu.be

アリーナ席の最前面を中国から来たと思われる女性の集団が陣取っていたのだが、卓球応援ツアーみたいなものがあるのだろうか。 応援の迫力が凄かった。

それと、車椅子バスケの試合と異なり車椅子ユーザーが少ないので、トイレに並ぶ必要が無かったのは快適だった。

退場時

退場口として用意された場所を出た先に階段しか無く、途方に暮れた。 仕方なく中に戻りスタッフに相談したところ、閉鎖されていた入場口を開放していただき、 上記の長いスロープを使って下に降りることが出来た。

最後に

障害者向けのチケットを用意していたり車椅子席を用意していたりする割には車椅子ユーザーが来ることを想定していないのはちょっと理解に苦しむが、試合自体はとても楽しく観戦することが出来たため行って正解だった。 覚えていたら来年は1月の全日本選手権も見に行ってみよう。