世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
某podcastで話題になっていた、世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 を読んだ。
- 作者: 津川友介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2018/04/13
- メディア: 単行本
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全編に渡り、身体に良い / 悪い食事に関する情報が、「科学的に証明」というよりは「統計上そのようなエビデンスがある」という観点からひたすら述べられている。 ただ、調査方法によってその信頼性が大きく異なる、ということが予め述べてあるのが他の本とは異なるところか。
内容としてはそこまで目新しいことは述べられていなかったと思うが、その全てがあくまで統計に基づいている点が恐らく斬新なのだろう。この手の本は読むのが初めてなので比較対象は無い。 本の中で白米がひたすらディスられているので白米が好きな人が読んだら拒否反応を示しそうだが、そのへんを客観的に捉えることができる人なら有意義な内容だと思う。
とはいえ、本の内容を過信し極端に食事の内容を制限するとストレスが溜まって逆に良くないだろうから、その辺りのバランスは考えるべきであろう。 この手の本に共通して言えることだが。
白米が体に悪いと信じていて、更にその裏付けを強めたい方は是非どうぞ。