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「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ) を読んだ。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

先日の「うつヌケ」と似たようなテーマなこともあり、特に感銘を受けるようなことは無かった気がする。 ただ、「辛くなったら心療内科に」というテーマで実際の精神科医 (ゆうきゆう先生) のコラムが載せてあるのは、心療内科に対する心理的ハードルを下げるのに一役買っていてとても良いと思った。

かく言う自分も、かつて

「兄のことを考えるだけで死にたくなる、しかし嫌でも兄のことが頭に浮かんでくる。内容が内容だけに家族には相談できない」

という状態に陥ったときに実は心療内科のお世話になったことがあり、(これも確かゆうきゆう先生のおかげで心療内科の存在を身近に感じていた影響があったと思う) 「お金を払えばプロが親身になって話を聞いてくれるから気兼ねなくなんでも話せる」という状況に助けられた覚えがある。 当時は意識しなかったが、無駄な薬なども処方されなかったため、今思えば良い医師に当たったのだな、と。

(自分の場合は結局数回通ってカウンセラーに思っていることを全て細かく話すことで落ち着いた。)

なお、ソニーを辞めたのは当時の仕事がクソつまらなかったから、というのが主な理由で、残業や人間関係でメンタルをやられたとかそういう話ではない。念のため。

近年は時代を反映してかこのようなテーマを親しみやすく扱っている本が増えたので、一冊くらいは読んでおいてもいいかもな、と思った。