少年は戦場へ旅立った
少年は戦場へ旅立った を読んだ。
- 作者: ゲイリーポールセン,Gary Paulsen,林田康一
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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ストーリーが進むに連れ変化する主人公の心境と、戦場の生々しい描写がとても楽しめる作品だった。 児童書らしいが、読ませ方によってはトラウマものな気がするのでその点は注意。
そして、何より注意して欲しいのはカバーの折り目の部分に重大なネタバレが堂々と書かれていることだ。 初めて読むときはまず目を瞑りながらカバーを外すべき。
子供に読み聞かせる戦争ネタの本に迷っている方は是非どうぞ。 とは言え、読み聞かせるかどうかは慎重に。
ぼくらの
いまさら ぼくらの を読んだ。 なお、ネタバレを含む。
人の死とそれにまつわる様々な人間の思考パターンなどが苦手でない方は是非どうぞ。
以下、ネタバレを含む
最初から13人に絞って、しかも内容的に続編が出しにくい構成にしたのはダラダラと続ける余地が無くなりとても魅力的だったと思う。
与えられる機体がどうやって決まるのかとか、淘汰される側の世界が別の世界から派遣されてきた人間の性質に依存しすぎるのが気持ち悪い、とか
いろいろと気になる点はあったがとても面白かった。
それと、ダンガンロンパV3にいろいろと似ていた。 あちらほど個々人のキャラが立っているわけではないが。
ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 - PS4
- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
- 発売日: 2017/01/12
- メディア: Video Game
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永遠の0
今更 永遠の0 を観てきた。
通りがかった映画館で何故か上映されており、実は今まで観たことが無かったことに気付いたため。
これだけ観ると真珠湾攻撃を仕掛けた日本が頭おかしいように感じるのだが、それはここまでの経緯を詳しく知らないせいだろうか、と思いこの辺に関する資料を何か読んでみたくなった。
予てから実感はあったのだが、日本史世界史共に歴史に関する知識が無さすぎる。
井上真央がなんだかとてもとても残念だったが、ストーリーも含めてその他はとても良かったように思う。素直に感動できた。
未視聴の方は是非どうぞ。
最後に、川崎のTOHOシネマズのスタッフの方。「車椅子から移ってこの席に座るのは絶対不可能だろう」というような席をアサインするのはやめていただきたい。 全てのスクリーンの席の配置は把握できていないかもしれないが、それがわかるような見取り図を用意しておけば済む話だろうに。
22年目の告白 -私が殺人犯です-
22年目の告白 -私が殺人犯です- を観てきた。
筋トレからの帰り道に映画館を見つけ、ふらっと入ってみたらちょうどいい時間の回があったので何となく。 シネコンとは言え、家から徒歩圏内に体育館と映画館が両方あるのはとても良い。
何回かのどんでん返しを繰り返して真相が明らかになる、という形式に関して言えばよくある作品だったように思えるが、最初から最後まで、素直に楽しむことが出来た。 藤原竜也が出演する作品は安定感抜群、という認識を新たにした次第。確かるろ剣以来。
その主演の藤原竜也。仮に劇中での年齢が現実と同じ35歳だとしたらだいぶ不自然なのに劇中でそのことに触れてくる人が誰もいなかったことにちょっと違和感を覚えた。
3月のライオンの神木隆之介の例もあるし、その辺は突っ込むのがヤボってものか。
とはいえ、イメージも含めてやはりこの手の役柄にははまり役だと思う。
重要な役割を持つ登場人物が少なめなので、名前を顔と劇中での役割を一致させるのがとても苦手な私にとっては優しい映画だった。
少し意外ではあったが途中で後ろの方からすすり泣くような女性の声が聞こえてきたので、人によっては泣き所がある作品なんだと思う。
人が死ぬシーンが苦手でない方は是非どうぞ。
卓球ジャパンオープン荻村杯
卓球ジャパンオープン荻村杯 の最終日、シングルス男子準決勝と男女の決勝を観戦してきた。
会場は車椅子バスケの日本選手権でお馴染みの東京体育館。 交通手段がいろいろあり、気分によって変えることが出来てとても良い。
車椅子バスケの試合で慣れてる場所だし問題ないだろう、とタカをくくって行ったらいろいろと罠があったので書き留めておく。 車椅子バスケの試合観戦で特に問題が無かったのは車椅子ユーザーに対する配慮が徹底されていたからだった、ということを思い知った。
入場時
入場口はゲートを通って長いスロープを上がった先。
しかし当日券売り場はその長いスロープを下りて更にスロープを下りた先。
知らずに入場口に行ってしまうと長いスロープを2往復する羽目になるので、当日券が必要な場合は予め買っておこう。
なお、スタッフの人に上記のことを愚痴ったら今回は当日券売り場の直ぐ側にある入口を特別に使わせていただけた。
ちなみに車椅子バスケの試合の時にはこの入口が開放されている。
観戦時
快適だった。アリーナ席しか選択肢が無いのはちょっと寂しいところではあるが、1500円であの試合が楽しめるなら安いものだ。 空いている席を選んで座る必要が無いので、好きな角度から試合を観戦できるのも良い。 車椅子の人が自分以外に見当たらなかったのが少し意外だった。
試合自体はテレビやYoutubeの方が見やすいが、会場の雰囲気を感じながら試合を観戦するのもなかなか良いものだった。
こんな近所で世界ランク1位と2位の試合が観られた幸運を噛み締め、せっかく東京に住んでいるのだしもう少しいろんなイベントに足を運んでみようと思った次第。
なお、一番印象的だったプレイは樊振東のチキータみたいな3球目攻撃。凄かった。
アリーナ席の最前面を中国から来たと思われる女性の集団が陣取っていたのだが、卓球応援ツアーみたいなものがあるのだろうか。 応援の迫力が凄かった。
それと、車椅子バスケの試合と異なり車椅子ユーザーが少ないので、トイレに並ぶ必要が無かったのは快適だった。
退場時
退場口として用意された場所を出た先に階段しか無く、途方に暮れた。 仕方なく中に戻りスタッフに相談したところ、閉鎖されていた入場口を開放していただき、 上記の長いスロープを使って下に降りることが出来た。
最後に
障害者向けのチケットを用意していたり車椅子席を用意していたりする割には車椅子ユーザーが来ることを想定していないのはちょっと理解に苦しむが、試合自体はとても楽しく観戦することが出来たため行って正解だった。 覚えていたら来年は1月の全日本選手権も見に行ってみよう。